なぜ人気バインミー店ばかりで食中毒が発生するのか
2024年5月17日
掲載情報は2024年5月現在のものです
バインミー人気店で立て続けに食中毒が発生
先日南部ドンナイ省のパン屋で販売されたバインミーを食べた人のうち500人以上が体調不良で病院に搬送され、12人が重体となったという報道がありました。
また昨年も日本のガイドブックに紹介されていたホイアンの人気バインミー店で集団食中毒が起こり、33人の外国人観光客を含む141人が体調不良を起こしました。
衛生管理上に問題があったといえばそれまでですが、なぜバインミーに多発するのか考えますと、サンドイッチと似た商品で、店舗内で火を通さず食材をそのまま挟んで提供するわけですので、暑い国ではもともとリスクはあることになります。
繁盛店ではなおさらでしょう。
旅行中は体調を崩しやすいので、できる限りローカルフードは避ける
私自身他国のローカルのハンバーガーショップで以前食中毒を起こし、3日3晩起きることもできないほどの重症となったことがありますが、味がおかしいとは思いませんでした。保存状態が悪いかどうかは客には見えませんので、よほど注意して買わないとこういったことはいつでも起こりうるということになります。
ただでさえ、旅行中は体調を崩しやすいですし、少なくとも炎天下で買うのはやめましょう。またバインミーに限らず、水ものであるかき氷や果汁をしぼったフルーツジュースを含め、ローカルフードはできる限り避けた方が無難だということを忘れないようにしましょう。
ちなみにホイアンの人気バインミー店は営業を再開していますので、くれぐれもお気をつけて購入されてくださいね。
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