Column
2024年12月8日
コモド諸島のカロン島は、夕焼け空を舞台にした壮大な自然ショーが楽しめる、まさに秘境の楽園です。マングローブの森から飛び立つ数万匹のオオコウモリが織りなすシルエットは、息をのむ美しさで圧巻のひと言。まるでファンタジーの世界に迷い込んだような、忘れられない体験が待っています。
カロン島はコモド島の先端に位置していて、すぐそばにはコモドドラゴンが生息するという野生動物の楽園です。コモドドラゴンと同様に、ウォレス線(スンダ列島の東西で生息域が分かれ、東側はオーストラリア由来の動物が多い)の野生動物分類により、オーストラリアから渡ったオオコウモリだと推測されます。
オオコウモリは、夕日が沈むと食べ物を求めて隣りのリンチャ島に渡っていきます。群れが渡り終えるまでその間20分ほど、耳をつんざくようなオオコウモリの鳴き声が暗がりの中に響き渡ります。
さて、カロン島に行くには単独で行くことはほとんどなく、夕日鑑賞ツアーに参加することになります。オオコウモリの飛翔を最後まで見てからラブアンバジョに帰ると午後8時を過ぎてしまうので、ある程度見て帰るツアーがほとんどですが、1日ツアーとすると朝からかなりハードなツアーになるので、通常は午後スタートのツアー、または船上泊の1泊2日のツアーが多いです。
当社サラトラベルでも、もちろん毎日催行していますので、お気軽にお問い合わせください。 こちらに含まれるシュノーケリングも人気で、コモドドラゴンのいるコモド島ツアーは別の日にして、夕日・シュノーケリング・オオコウモリで十分盛りだくさんのツアーとなります。 ちなみにカロン島周辺は島々が折り重なるように情緒のある景観が楽しめます。天気が良い日にはそれは素晴らしい夕日が見られますので、こちらも超おすすめです。