Column
2024年12月8日
インドネシアのフローレス島北西部にあるラブアンバジョは、コモド国立公園への玄関口として知られています。世界遺産にも登録されているコモド国立公園は、コモドドラゴンをはじめとするユニークな生態系を持つ自然保護区です。ラブアンバジョ周辺には、この国立公園や周辺の島々だけでなく、フローレス島本体にもランコー洞窟やシュノーケリングポイントなど多くの観光スポットがあります。
今回はそんなラブアンバジョ周辺の観光スポットや日帰りツアーでまわらない隠れおすすめスポットをご案内したいと思います。
ラブアンバジョの街は、小さな漁村から観光都市へと発展しつつあります。のどかな港町の雰囲気を残しつつ、外国人向けのレストランなバーなども増え、滞在を豊かにしています。そんなラブアンバジョにも散策にふさわしいスポットがあります。
ローカル市場: 色とりどりの野菜や果物、鮮魚が並ぶ活気ある市場。
水上レストラン: 海上レストランで新鮮なシーフード料理を楽しむことができます。
夕日鑑賞: ラブアンバジョの夕焼けは、美しい絶景として知られています。
その他車など移動手段が必要となりますが、自然美を見るのにうってつけの場所もあります。
ランコー洞窟
インドネシアのラブアンバジョ近郊に位置するランコー洞窟は、その神秘的な美しさから多くの観光客を魅了しています。洞窟内にはエメラルドグリーンの地下湖が広がり、自然が作り出した芸術的な鍾乳石が幻想的な空間を作り出しています。泳ぐことも可能なので、水着を持っていきましょう。
鏡石の洞窟
太陽光が洞窟内に反射し、美しい光景を作り出す鏡石の洞窟は、長い年月をかけて形成された鍾乳石や石筍が、まるで鏡のように光を反射する洞窟です。太陽光が洞窟内に差し込むと、無数の鏡が光を反射し、幻想的な空間を作り出します。
市内から程近い距離にあり、車などがあれば気軽に立ち寄ることが可能です。
ラブアンバジョの近海にある島で桟橋近くの浅瀬でシュノーケリングを楽しむことができる。コモド諸島をまわる日帰りツアーで寄ることが少ないですが、カロン島の夕日鑑賞のツアーに含まれるシュノーケリングポイントがこのマンジャリテ島になります。美しいビーチと透明度の高い海が魅力です。
こちらも夕日鑑賞ツアーに含まれていることが多いケロール島、コモド諸島に入ります。ショートトレッキングで登る島ですが、滑りやすいのでスニーカーを持参した方が良いです。頂上付近からの景色はやや低めですが、なかなか素晴らしい眺めで、パダール島に行かない人や景色を重視する人におすすめ。既存のツアーではほとんど寄らない島のために日本人にはあまり知られていませんが、隠れた穴場です。
コモド島の入り江に浮かぶ小島で、夕刻たくさんのオオコウモリが移動のために飛び立つ光景で有名。夕日が沈んだあとの薄暗い空に無数のコウモリがゆっくりと羽ばたいていく様は圧巻です。こちらも日本人観光客はまだまだ少ないですが、コモドドラゴンとは違う魅力があっておすすめです。
また、オオコウモリが飛び立つ前に見られる夕日も絶景。
フローレス島にはワエラボ村という村という少数民族が暮らす村があり、独特の住居や風俗で人気がありますが、ラブアンバジョ周辺とはいえないため、ここでは省きました。
今回の観光スポットはコモド島の日帰りツアーではまわらないところばかりですが、魅力的なスポットも多く、コモド観光が1日ではもったいないと思うところばかりです。ぜひ2泊以上されて、こういったところにも寄ってみてくださいね。
サラトラベルでは、日本語・英語ともツアーをつくりましたので、興味がありましたらお問い合わせください。