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Column
2024年12月4日
前回コモド島への行き方について書きましたが、今回はコモド諸島をめぐるツアーにはどのようなものがあるかをお伝えしたいと思います。
コモド島やパダール島に行くツアーには、日帰りと1泊2日のものがあります。それ以上のものも中にはありますが、あまり日本人向けではないために省かせていただきます。
・日帰りツアー(日本語)
・日帰りツアー(英語)
・1泊2日ツアー(英語)
・日帰りツアー(日本語/プライベート)
似たようなツアー名になってしまいますが、まず日帰りツアーとしては、日本語ガイドの混載ツアー、英語ガイドの混載ツアーとがあります。コロナ前によく利用されていた“ラブアンバジョーに着いてから現地の代理店で手配するコモドツアー”というのがこの英語混載ツアーのことですね。
これは正直良いところも悪いところもあるので、現地に行って翌日のツアーを手配するというのは、時期によっては少し遅いかもしれません。人気のあるクルーズ会社のツアーはすぐにいっぱいになってしまうこともあるからなんですね。
ただ、ネットでそのようなサービスはありませんでしたので、選択肢がなかったわけです。
当社では、これを事前に手配できるようにしましたので、日本にいらっしゃる間に評判の良いクルーズ会社のコモドツアーをご予約いただけるようにいたしました。
それからもうひとつ、日本語のツアーを希望する場合には、これまで専用ボートをチャーターして日本語ガイドをつけるしか方法がなかったためにかなりの高額なツアーとなっていましたが、これも工夫して通常の料金の範囲内で、しかも毎日催行できるようにしました。
それで、日帰りツアーの内容はといいますと、クルーズ会社によって多少の違いはありますが、①コモド島でコモドドラゴンを見る ②パダール島で絶景を見る ③ピンクビーチで泳ぐ(またはビーチでのんびり)④マンタポイントでシュノーケリング ⑤タカマカサル島でシュノーケリング(またはビーチでのんびり) ⑥ウミガメのサンゴ礁でシュノーケリング とこういったコースになっています。
これが定番のコースで、ここに専用ボートチャーターですと、好きな時間配分で観光したり、もう少し他の島に行ってみたりと、融通が利くことになります。
一方、1泊2日のツアーですと船上泊になりますが、客室や設備面では多少の違いがあり、人気のあるクルーズとなりますと、やや値の張る欧米人が好きそうな高級クルーズになります。ざこ寝で泊まって、観光重視となっている1泊2日のツアーもありますが、前者の方が評判は高いです。
1泊2日のツアーの行程はと言いますと、夕日と朝日観賞、それからカロン島でオオコウモリの大群・飛び立つ景色を見たり、長めの観光時間を割いて観光したり、立ち寄る島を少し多めにしたりといった感じで、日帰りの2倍のボリュームがあるわけではありません。ゆったりと2日間まわるというイメージのツアーでして、“それなら日帰りでいいや”という人も多いのではないでしょうか。
個人的には、予算がかなり違いますので、コストパフォーマンスを考えますと、日帰りツアーの方がツアー内容がぎゅっと凝縮されていて良いと思います。
コモド諸島をめぐるツアーの特徴としては、シュノーケリングとトレッキングが同時にあるので、スニーカーとサンダルの両方が必要です。サンダルでパダール島のトレッキングに参加する人もいますが、岩場などで滑りますのでスニーカーなどは必ず持参した方が良いです。
また、同様に水着も必要ですが、着替えるスペースがあまりないので、水着の上からショートパンツなどをはいてまわっている人も多いです。
タオルはホテルのものを持ち出すのが普通のようで、ホテルも大抵何も言いません。また、朝出発が早いので、朝食を朝弁当(パックブレックファースト)にしてもらい、行きのボートで食べるという人が多いです。
ですので、コモドツアーの前泊と後泊は同じホテルにした方が良いです。この前後でホテルを変えると諸々不便です。
それから、その他の持ち物については、日焼け止めは必須です。飲み物は運航会社が1~2本用意していますが、飲みたいものがあったら持参しても良いでしょう。ツアーをまわっている間にも売っている店がいくつかあります。
少し長くなりましたが、コモド島を観光するためには、これらのツアーに参加するのが一般的ですので、よくよく検討して想い出に残るご旅行をしていただけたらと思います。
コモド諸島は、コモドドラゴンに加え、世界的にも珍しいピンクビーチや、パダール島からの絶景など、希少な観光資源の宝庫です。きっと一生の思い出に残る貴重な体験となることでしょう。