2020年7月7日
バガンへは空路とバスがメイン
※こちらの記事には最新情報がございます。
バガンへの行き方(2023年版)はこちら
2020年現在まで国際線の乗り入れが開始されていないバガンでは、まずミャンマーに入国してから国内移動が必要となります。
通常外国人が利用する移動手段は次のものです。
・国内線(空路)
・VIPバス(陸路)
・車両(陸路)
・クルーズ
まず国内線から見てみますと、ヤンゴン・マンダレー・ヘーホーから入るのが一般的です。ハイシーズン(10月~3月)にはバガン→ガパリ線が運航されますが、ガパリ→バガンはありません。
またマンダレー⇔バガンは年によって運航状況が悪いときがあるので注意が必要です。詳しくはミャンマー国内線のページをご参照ください。
次に長距離バスですが、各社運行していますが、もっとも人気なのはJJ EXPRESSで現在では多くのバス会社の自社サイトでオンライン予約ができるようになりました。
路線はヤンゴン・インレー(タウンジー/カロー)・マンダレーなど、バガン⇔バガン間ではマイクロバスタイプのホテル間送迎サービスがあるので、マンダレーのバスターミナルまでわざわざ行く必要がなく便利です。
車両手配であればゆったり旅行も可
車両移動ですが、欧米のお客さんなどはミャンマー周遊を車だけでする人がけっこういて、
バガンやインレーだけでなく、チャイティーヨからモーラミャイン、メイクあたりまで車で行きます。
時間のある人には良いかもしれませんね。
移動時間としては、バガンからヤンゴンまで9~10時間、マンダレーまで5~6時間(マンダレー空港までは4時間で着く!)、インレー(ニャウンシュエ)まで8時間といったところです。
バガン~マンダレー空港間が4時間で着くことはほとんど知られておらず、私なども出国する際は車でマンダレーからでます。
あと余談ですが、バガンからラカインのミャウー遺跡に車で行けないか計画したことがありますが、片道12時間ある上、バガンのガイドは陸路でほとんど行ったことがある人がいなかったために断念したことがあります。
マンダレーからはクルーズもあり
最後にクルーズですが、現在マンダレー⇔バガン間のみ定期運航されています。メコン流域を運航するラグジュアリークルーズもありますが、日本人には知名度が低く、またコロナの影響でしばらく運航できないかもしれませんね。
マンダレーからバガンまでは約12時間、マンダレー→バガンが下りとなります。途中ツボづくりの村によったりしてアクティビティが多少あり、欧米の方には人気です。当社のお客様はほとんど日本人ですがやはりお問い合わせはよくありますので、時間のある方には良いかもしれません。
4社運航していますが、サービス自体はどれも変わらず、いずれも朝食・昼食付、アライアンスミャンマーの船体が比較的新しいのでこれがいちばん人気です。
近いうちに国際線乗入れも
コロナの前は国際線運航が予定されていて、バンコク・シェムリアップ・チェンマイあたりが候補でしたので、
いずれ就航されるものと思われます。
また、バガン・ニャウンウー空港は遺跡に近く振動による影響が懸念されていますので、近郊のパゴック空港を日本のODAで整備して将来的にはそちらを使用する可能性があります。
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