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【スリランカ観光】“デング熱患者急増の注意喚起”

 

2025年2月16日

 

在スリランカ日本国大使館は、今年に入ってスリランカ国内でデング熱患者が急増していると注意喚起を行っています。
※当社コメントが下方にあります。

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【医療情報】スリランカ国内におけるデング熱患者の急増について

■ポイント

デング熱がスリランカ国内で急増しております。長袖・長ズボンを着用したり、蚊の忌避剤(虫よけスプレー等)を使用したりして、蚊に刺されないように注意してください。

■本文

1 報道によると、スリランカ保健当局により、2025年の最初の3週間でスリランカ国内で合計3,811件の新たなデング熱症例が確認されております。1,723人の患者がガンパハ県から報告されており、コロンボ県では508人、カルタラ県では105人の患者が確認されており、デング熱による死亡者は2人となっております。

2 雨が多い最近の天候により、今後もデング熱が増加することが予想されます。日本の厚生労働省によると、蚊に刺されてから3~7日程度で高熱のほか、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られれば、デング熱の可能性があります。また、デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、この場合、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。  長袖・長ズボンを着用したり、蚊の忌避剤(虫よけスプレー等)を使用したりして、蚊に刺されないように注意してください。また、デング熱の症状が表れた際には、早期に医療機関による治療を受けるようにしてください。

○厚生労働省(デング熱について) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000131101.html

在スリランカ日本国大使館
電話:(国番号94)11-269-3831~3833
メールアドレス:ryoujivisa@co.mofa.go.jp

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さて、デング熱は予防する方法が虫除けしかなく、比較的致死率は低いものの、高熱が出るほか重症化する人も多いです。 スリランカではありませんが、東南アジアの私の知人でもデング熱にかかったという人は何人かいました。

私自身デング熱症例の多い国々での滞在歴が長いですので、デング熱は他人事ではありませんが、年中蚊がいる国で、まったく刺されないということは不可能です。 ただ、蚊に刺されると日本よりも強いかゆみにおそわれたりしますので、デングよりもそちらの対策のために虫除けを心がけていますが、旅行される方にできることは、やはり虫除けスプレーを使用することぐらいしかないと思います。

デング熱にかかってしまうかは、確率の問題なので、あまり神経質になってもしょうがないと思っていますが、個人的には暑い中長袖に長ズボンを着てまで対策が必要だとは思いません(熱中症になってしまっては本末転倒です)。

ちなみに以前も書きましたが、虫除けグッズとしては、フィリピンで売られているoffローション(オリジナル)というものが最強で、塗っておけば長時間刺されることはなく、肌荒れがなければこちらひとつあるだけで、かなりの虫除け対策になります。機会があれば買っておくと、海外旅行の際には非常に便利だと思います。

一方、個人的に虫刺されはキンカンを使用しています。これは肌焼けしないことと、毎日使っても問題ない、即効性がある、さらに腰痛や筋肉痛にも効く万能薬だからです。いろいろ試しましたが、蚊に刺されたかゆみはキンカンが合います。小さいものはハンドキャリーにも入れられるので便利です。

 

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