“スリランカ空の旅 シナモンエア”
2024年10月26日
小さな島国であるスリランカを旅行する際、その利便性から車でまわる人が多いです。また、紅茶鉄道や高原列車と呼んで、キャンディやヌワラエリヤなどの風光明媚な田舎や紅茶畑の中を車窓から眺める鉄道の旅というのも情緒があって良いです。
ただ、いずれも時間がかかる旅行となってしまいます。
多くの国には国内線がるように、スリランカにも空路はあります。それがシナモン・エアです。
セスナを3台保有する国内の航空会社ですが、スリランカ大手企業の傘下にあり経営は安定しています。
シナモンエアの航路は、コロンボ(バンダラナイケ国際空港の専用ターミナル)とトリンコマリー、シーギリヤ、ベントータ、ジャフナ、コッガラ、バッティカロアに定期路線を持っていて、そのほかチャーター便や季節便もあります。
スリランカ全土で15の都市に就航していて、飛行時間はコロンボからシーギリヤまで35分、南部コッガラまで35分、キャンディにいたってはたった22分という速さです。
主に東海岸や南西部に行くフライトが多いですが、シーギリヤにも定期便を飛ばしているので、長時間車で移動するのが難儀な方などにはかなり利用価値があると思います。
シナモン・エアについては、利用客は主に欧米人ばかりで日本人利用は少ないばかりでなく、取り扱っている旅行会社自体が少ないです。理由はわかりませんが、まあツアーを組むのに車だけで手配した方がラクだということなのかもしれませんが、旅行者の立場で考えると旅行の幅が広がってスリランカ旅行がさらに魅力的になるものと考えます。
サラトラベルでは、この空の旅も取り入れたツアーを今後増やしていきたいと思いますので、ご期待いただけたらと思います。
特に、年輩の方、足の不自由の方、乗りものが好きな方、限られた時間で周遊したい方などにおすすめです。
ちなみに、キャンディ発着場は現在水上飛行場ですので、めったに味わえない体験ができますね。定期便だったら利用したいと思うところですが。
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