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“アヌラーダプラの魅力”

 

2024年12月7日

 

スリランカの古都、アヌラーダプラは、その悠久の歴史と仏教文化、そして豊かな自然が織りなす魅力的な古代都市です。2500年以上の歴史を持つこの都市は、数多くの遺跡や寺院を擁しており、今もなお人々の信仰を集めていて、まさに聖都というに相応しい遺跡なのです。

アヌラーダプラの魅力とは?

アヌラーダプラは、1982年にユネスコの世界遺産に登録されました。街全体が博物館のようなもので、どこを歩いても歴史を感じることができます。 また紀元前4世紀に築かれ、約1300年にわたって栄えたシンハラ王朝の首都であり、釈迦が悟りを開いたとされる菩提樹の分け木がもたらされたと言われています。 ジャングルに点在する数多くの遺跡が広大な版図を誇っていたかつての栄華を物語っていて、都の繁栄が想像できます。

・スリマハ菩提樹: ブッダがその下で悟りを開いたとされる菩提樹の分枝が植えられていることで有名です。世界最古の木の一つであり、人々の信仰を集める聖なる場所です。
・ルワンウェリ・セヤ大塔: アヌラーダプラを代表する大塔の一つ。その壮大なスケールは圧巻です。
・イスルムニア精舎: 精巧な石彫が施された精舎。その美しさは、当時の技術力の高さを感じさせます。
・静かで穏やかな雰囲気: 観光客でごった返す場所とは異なり、アヌラーダプラは静かで穏やかな時間が流れています。遺跡の中を散策していると、古代の人々の生活に思いを馳せることができます。
・現地の生活に触れることができる: アヌラーダプラには、多くの地元の人々が暮らしています。彼らとの触れ合いを通して、スリランカの文化や生活様式をより深く理解することができます。
・周辺の観光スポット:スリランカヒョウの生息域となっているウィルパットゥ国立公園が至近距離にあるので、アヌラダプラとセットで訪れると効率が良いです。また、ミンネリヤ国立公園方面に向かえば北回りの周遊旅行が組めます。

アヌラーダプラを訪れる際のポイント

・広大な敷地: アヌラーダプラの遺跡は広範囲に点在しています。専用車やトゥクトゥクなどを利用して巡るのがおすすめです。
・暑さ対策: スリランカは熱帯気候のため、日中は非常に暑くなります。水分補給をこまめに行い、帽子や日焼け止めを忘れずに持参しましょう。
・服装: 寺院を訪れる際は、肩や膝を出さない服装を心がけましょう。
・現地の人々へのリスペクト: 聖地であることを意識し、静かに参拝しましょう。
・信仰物に背を向けない:写真撮影などの際に仏像や信仰対象物に背を向けて撮ってはいけない(セルフィーなど)ので注意しましょう。

アヌラーダプラは、歴史と信仰が深く根付いた、まさに聖地と言える場所です。静かな環境の中で、古代の遺跡や寺院を巡りながら、自分だけの特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

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