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“スリランカ観光・キャンディの魅力”

 

2024年11月24日

 

スリランカは世界遺産も多く、観光地がいくつもあるので、どこを訪れるべきなのか迷うところです。また、アジア圏の中では日本からの距離があるので旅行日数や費用面で考えて悩みどころでもあります。

はじめて訪れるのはあれば、まずシーギリヤは選択肢に入ってくると思います。スリランカでもっとも人気の高い観光地ですし、コロンボ空港から文化三角地帯にめがけて向かうちょうど真ん中に位置しますので、便が良いと言えます。

次に、ダンブラも入るでしょう。シーギリヤのすぐ近くにあり、スリランカ最重要の窟院でもあったランギリ・ダンブッラ黄金寺院の、きらびやかでありながら厳かさに満ちた世界観は、スリランカ仏教を知るうえで貴重な体験となるでしょう。

さて、そのあとが問題ですが、ポロンナルワ,アヌラダプラ,ミンネリヤ国立公園など多くの見どころがありますが、個人的にはキャンディは外せないところだと思います。

キャンディは、仏歯寺に代表されるスリランカ仏教の聖地で、多くの参拝客を集めています。いうまでもなく仏教は上座部仏教で、東南アジア各国で信じられている一大宗教なわけですが、歴史の紆余曲折もありスリランカが総本山だとはうたっていません。ですが歴史的に見ればこの仏歯寺がもっとも重要な史跡であるわけで、それだけの存在感があります。

また、周辺には博物館や美術館も多く、仏歯寺周辺だけで本当はまる1日かけて観光したいところです。 キャンディは旧都でもありますので、たとえばインドで出版されたスリランカ関連の古書などはスリランカ中探したのに見つからず、キャンディにあったなんてこともあります。 コロニアル建築の建物も多く、街の風景も華やかです。

さらに、キャンディヒルまで足を伸ばせばヒルトップリゾートがいくつもあり、人気の植物園もあります。紅茶鉄道でヌワラエリヤまですぐですし、キャンディ側にも紅茶工場がたくさんありますので、観光の幅としては非常に広いところです。

キャンディ観光の難点は、コロンボから遠い点です。本当は直行したいところですが、遠いので、シーギリヤやダンブラを挟むとか、鉄道の旅を入れてゆっくりまわるとか、国内線のシナモンエアを利用して時短の工夫をするなど、うまく行程を組んで楽しみたいところですね。

 

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