Column
2024年10月5日
2024年現在コモド周辺には、フローレス島のラブアンバジョーとリンチャ島に数軒のホームステイ、宿泊設備付きのクルーズなどがあり、そのいずれかに泊まることになります。
一般的にはラブアンバジョーに宿泊する方が多いので、そちらにしぼってお話すると、これまでの手配経験から思うのが、宿泊料金が高いということに尽きます。要は需給バランスに過ぎないのでしょうが、水回りがひどいのにバリ島よりもはるかに高いルームチャージだったり、サービスレベルがひどかったりします。それでも連日満室になるのですから、高くなるのもやむを得ないかもしれませんが、ツアー会社としては、直前に入ったご予約でも価格帯を抑え、設備面でも評価の高いところを如何にして確保するかが腕に見せどころです。
ですのでこういったことがあるから、サラトラベルでは、他社さんの追随を許さないほどの数のホテルインスペクションを行ってきたのですが、他の観光地と同様、ラブアンバジョーもメイン通りや繁華街などが近い距離にはゲストハウスが多いです。ルームチェックというのはお忍びで実泊してみないと本当のことがわかりませんので、かなりの数の宿泊施設に自腹で泊まっているわけですが、年季の入った施設などはかなり古くて、ダニに咬まれたりもします。それでも、このエリアに綺麗めのゲストハウスやホテルに近いような施設も出てきていて、そういうところは人気が高いです。
観光地としての歴史が浅く、メンテナンスなどのレベルもまだまだですので、オープンしたての新しいゲストハウス、バジェットホテル~中級ホテルを選ぶというのが無難かと思います。
中級リゾートはだいたい港から南にくだった方面に集中していて、サンセットが見られるところが多いです。距離がありますので、車などの移動手段が必要となります。この地域のリゾートは元々ゆったりとしたつくりのところが多く、古さをカバーできるだけの経験があるのか、コスパの良い宿泊施設がいくつかあります。
また、高級リゾートは反対に港の北側に多く、少し離れてそれぞれが独立して建っています。1島1リゾートのホテルもいくつかありますが、レストランやバー、フィッシングをされる方は桟橋などの設備が整っているところか要確認です。本島にある高級リゾートは車があればラブアンバジョーの町までは10分程度で着きますので、移動はさほど不便ではありません。
ラブアンバジョー周辺では、空港の東北部の海岸沿いでリゾート開発が進んでいますので、数年すればそちらにも多くのホテルができ、現在の状況が緩和され、さらにホテルのレベルが高くなっていくことも期待できそうです。
また新たな情報が入り次第随時お伝えしていきたいと思います。